土屋ノリオ

マルサの女の土屋ノリオのレビュー・感想・評価

マルサの女(1987年製作の映画)
4.2
2016年度の脱税総額は161億円と本作からすでに30年経っているが、脱税の仕組みは変わったのであろうか?

「ラブホテル経営での領収書利用」
「架空融資の計画的な焦げ付かせ」
「表帳簿と裏帳簿を作っての管理」

脱税をする人達と国税局の査察官(マルサ)の攻防を描きているのだが、このテーマに目を付ける伊丹十三監督はさすが!

宮本信子・山崎努・津川雅彦の役者陣

そして

印象に残るテーマ曲

ラストシーンも素晴らしく

邦画の中ではトップクラスの面白さ!

余談ではありますが、国税局と契約書作成の仕事を20年くらい前にしましたが、しっかりした担当者でしたw
土屋ノリオ

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