なりかけゾンビ

アメリカン・サイコ2のなりかけゾンビのレビュー・感想・評価

アメリカン・サイコ2(2002年製作の映画)
1.8
1作目の良さを全て削ぎ落とし、『そうはならんやろ』な展開の連続で観客を失望させる作品


内容
1作目のベイトマンを幼少期に殺したヒロイン。そのままサイコキラー退治をするためFBIの道に進もうとするが、邪魔な人間が多い。殺すしかない。


端的にクソ映画。
アメリカン・サイコを名乗っていなければ2.8くらいにはなったかも
とにかく音楽含めて、2000年代初期特有の明るい青春ドラマの雰囲気が凄いw
めっちゃふわふわしてるw
こっちはサイコ野郎が見たいのにー❗️


そんな作風故か訳分からん展開続きすぎ💢

まず、冒頭
ベビーシッターとベイトマンのデートに連れていかれる幼少期のヒロイン。
この時点で訳分からんけど、ベイトマンもあっさり殺されるんだわ〜
数分で1作目のファンを裏切る展開に…
しかも何故かその1件でサイコキラー退治に目覚めるww何故ww


その後FBIになるため、自分にとって邪魔な生徒や職員を次々殺していくのは本末転倒でサイコっぽいんだけど…
手口が雑過ぎて💢証拠残しすぎwww
職員生徒何人も殺されているし、その場に放置していた死体も多々あったのに、全て見つからず〝失踪〟扱いにw
警察仕事しろ💢

しまいにはFBIになる切符となるはずの教授まで殺しちゃうww
(殺し方は先生に詰め寄ってビビった先生が窓から落ちて死亡…は?💢)


こんな計画性もクソも無いことを積み重ねて、ラストで『私は完全犯罪を成し遂げた』とかドヤ顔で言ってるし、何故かFBIになれてるし、
もう訳分からんwwww

原作者も主演のミラ・クニス自身もこの作品を批判してるし
10年前に中止になってしまった『アメリカン・サイコのTVドラマ』ではFOXがこの作品を無いものとして50歳になったベイトマンを描こうとしてたし、

全員にとって無い方が幸せな映画
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