LEE

妖刀・斬首剣のLEEのレビュー・感想・評価

妖刀・斬首剣(1985年製作の映画)
4.5
チンシウトンの初監督作!


ストーリーは今見るとヘンテコなところはあるけど、スピリットのような武に真摯な男たちの戦いというのがとても良かった
ノーマンチュー演じる宮本一郎のキャラは中 特に格好よかったし(少林寺のお坊さん斬るのはどうかと思うけど)、86分ととてもコンパクトにまとまっていたのでよかった
あと出演者が渋い笑
ノーマンチューは勿論ダミアンラウ、高雄、カサノバウォン、唐偉成、韓國材っていう一度は見たことあるけど日本ではそこまで知名度の高くはない実力派が勢揃いしていた

で、アクション!
チンシウトンのアクションはフワフワしてて雰囲気で魅せる(ガッツリぶつけあって戦わない)って印象があったけどガッツリ素晴らしいファイトを見せてくれてる
ワイヤーもやりすぎはせず程よい(まぁ他の作品と比べたら多いけど)感じでよい
で、カサノバさんの足技もすごい!正直彼のアクションもうちょっと欲しかったなぁ(でもカサノバさんと韓國材出てくる必要性あった…?
とにかく1983年でこのカット割りのセンスやワイヤーの使い方、演出の発想は驚異的としか言いようがない。お見事!


真面目な話みたいだけど娯楽作品
色々ぶっ飛んでて楽しいのでオススメ

あと女忍者が突然裸になるシーンは笑った
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