超空間コベ

ドリラー DRILLERの超空間コベのレビュー・感想・評価

ドリラー DRILLER(2006年製作の映画)
4.0
―――ドリルは、男のロマン!!☆

「おまえはこれから、わが軍団の兵士となる」
「これよりおまえを変身させる」
「この星を侵略するための手先となれ…!」

このジャケから想像されるのは、
「顔の下半分から全身にかけてサイバーパンクな魔改造を施されたキラーマシーンが、腕に装着された巨大なドリルで、殺戮の限りを尽くす…!」
といったものでしょう。

…もちろん、例によってジャケ詐欺です。☆
パジャマ姿のハゲおやじが、ゾンビメイクの上からマスクをつけて、30ミリ径も無い様なエンジンドリルを手にしているだけ。
ても、しょぼい電動ハンドドリルよりは断然イイよね!
マッドマックス辺りを意識してるのだろうか?

まぁとにかく、チン○コみたいな形の宇宙船に拉致られたハゲおやじが、脳にカプセルを埋め込まれ、エイリアンの指令を受けて、山中をフラついているロックバンドやカップルを標的にしていきます。

「ヴァァァァーン!」なエンジン音は、レザーフェイスのチェーンソーを彷彿とさせます。多分。
ドリルで串刺しにし、1分近くも念入りにゴネくり回して(笑)、内蔵をミンチにするのです…!

生け捕りにした者は、頭に穴を開けてカプセルを埋め込み、新たな手先とします。
つまり、『死霊のはらわた』的な展開となるワケですね。

「今日死んだとしても幸せだ。君と一緒なら…」
←だから、それはダメだ。☆(笑)
超空間コベ

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