RyoS

第十七番のRyoSのレビュー・感想・評価

第十七番(1932年製作の映画)
3.7
トリュフォー「じつに愉快な映画ですね。ただ、ストーリーがちょっとゴタゴタしすぎている感じで...」
ヒッチコック「最低だね!」

冒頭の緊張感、そのまま同じ建物の吹き抜けだけで徐々に展開されていく前半はとても面白かった。あれよあれよという間に人数が増えていき、後半には汽車とバスの追っかけっこ活劇。ミニチュア感はウルトラマンそのもの。

ヒッチコックは最低って言ってるけど、影の演出とか手の演出とか、とても良かったし単純に面白かった。まあこの次が『暗殺者の家』なので、その準備は当然バッチリといった印象。
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