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不審者のnofmのレビュー・感想・評価

不審者(1951年製作の映画)
3.6
夢破れた男女が再会して惹かれ合って…という話で、いくらでも感傷的なメロドラマにできそうな話なのに、かなりドライに撮られていた。

冒頭の閉まる扉の影がかかるヴァン・ヘフリンの顔の不気味さとか、クライマックスの追い込まれ方(先輩夫婦の腹立つ感じがとても良い)などが印象に残った。

あと、ゴーストタウンで散歩していたらレコードから声が聞こえる→家に戻ると産気づく→暴風が来るの流れは笑った。
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