当時、「帰って来たヨッパライ」で大ヒットしたザ・フォーク・クルセダーズを主演にし、タイトルも曲名から取ってきた作品。きっと話題性のためにタイトルを採用したものだから、内容とタイトルにあまり関連を感じれない。
1968年の映画、3月の初めに2週間で撮影され、3月末にはもう公開されていた。見終わった後に思い返してみれば、なんだかよく分からない映画だったな。ループしているんだけど、本人たちに記憶がしっかり残っているという、珍しい設定。なんだか中途半端だなという印象を受ける。
全体としては韓国と日本の人種差別問題、ベトナム戦争がテーマ。
1960年代後半あたりからベトナム戦争を題材にした映画が増えていった、ゴダールとウィリアム・クラインらによる「ベトナムから遠く離れて」などもそうだし、有名なのだとオリバーストーンのプラトーンもそう。
興行収入、大ゴケしたらしいけど、まぁそうなるよね。