似太郎

強迫/ロープ殺人事件の似太郎のレビュー・感想・評価

強迫/ロープ殺人事件(1959年製作の映画)
4.3
職人リチャード・フライシャー監督らしい恐怖感を煽る演出や突発的なアクション、ハッタリズムなどが見もののスリラー映画の秀作。

二転、三転するどんでん返しの連続でビックリすること間違いなし。また、映画全体を覆うモノクロ映像もどこか冷酷な感じで見応えがある。ヒッチコックとはまた違った意味で怖い。

本作のキーパーソンとして出演した役者オーソン・ウェルズが主役の悪人二人組を完全に食っておりさすがの貫禄。後半からどんどんハイテンションになる。

所謂、計画殺人モノとしてはかなり上位に入る出来栄え。未見の方は是非。
似太郎

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