鍋山和弥

仕掛人梅安の鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

仕掛人梅安(1981年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

この作品も、勧善懲悪など、キレイ事と、分かる作品ではないかと思う。この作中の、『仕掛屋』稼業は、『オトハ』の、仲介で、仕掛が、漏れないようになっている。その仲介を、『近江屋』が、乗っ取ろうという所で、『仕掛屋』稼業が、ピンチに、陥る作品となっている。今までにない、ピンチ感が、作品を、盛り上げている。そんな、敵方の、『近江屋』だが、『オソノ』という、妹がいて、小さい時から、貧乏で、何でも、2人で、分け合い、いつでも、2人で、過ごした。そうしてる内に、男女の中になった。『近江屋』を、今のようにしたのは、貧乏。この世には、悪人とされても、悪人でない者もいる。この作中の、敵方を見れば、分かるはず。悪いことをすれば、悪人と、決めてかかるから、勧善懲悪は、キレイ事。悪いことをしても、善人はいる。善人であっても、あっさり、悪に陥ることはある。キレイに、善悪に、分けること程、危険な事はない。
鍋山和弥

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