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ペニーズ・フロム・ヘブンのkyokoのレビュー・感想・評価

ペニーズ・フロム・ヘブン(1981年製作の映画)
3.7
妄想ミュージカルはダンサー・イン・ザ・ダークの元ネタになっているらしい。
あちらはビョークのリアル歌声だけど、こちらは30年代の音源をそのまま使った口パク。
唐突に始まるショータイムは、1930年の大不況の嵐から徹底的に逃避するかのように殊更派手に展開する(お金かけてる感がすごい)。歌いながら見事に人生転落していく。男も女もやけくそが過ぎる。「俺たちに明日はない」てきな感じになるかと思ったけど、そこまでの大花火にはならなかった。

スティーヴマーティン、朝から晩まで、まじでクズだった。
乳首に口紅というのは初耳なんですが、巷では割と知られたプレイなんでしょうか。
ひとり塗り作業のときにうっかり我にかえってしまったら二度と立ち直れない気がするけど……

でも悪いスティーヴマーティンというのが新鮮だったことは確か。
腰のクネクネがすさまじいウォーケンのダンスも。
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