LEE

霊幻勇士vs黒魔術のLEEのレビュー・感想・評価

霊幻勇士vs黒魔術(1994年製作の映画)
3.5
洪家班大集合な一本
ジャケットにはデカデカとラムさんが載っているが主役は倪星(今の鄒兆龍


ストーリーは正直ヒドくてもっと色々といい解決策があっただろうと思ってしまった
とにかく曾志偉のキャラクターは不愉快だし(最後までお咎めなしなのもムカつく)、結局ラスト曾志偉と陳龍が死ぬかもって話はどうなったんだよとか色々と雑
なので普通の映画として見るとかなり腹ただしく評価が低いのも納得なんだけど、林正英、チュンファット、狄威、倪星、馮淬帆といった洪金寶映画でお馴染みの面々が90年代に一堂に会しているというだけでもカンフー映画ファンとしては嬉しかったりする
特にチュンファットが鬼打鬼以来のカッコいい役なのが良かった


アクションは霊幻道士ぐらいの時代設定のはずなのにバリバリの現代アクションをやっていてそこはちょっと不満
だけど法力バトルというよりはコントみたいなセットを壊しながらバリバリの肉弾戦をやってくれるのは嬉しい(大雑把な感じは若干否めないけど
倪星だけではなくチュンファットもガッツリ立ち回りを見せてくれたのは嬉しい
欲を言えばラムさん、狄威のアクションも見たかったな
因みにアクション監督はアレクサンダールーだったりする


どこに期待するかで評価がかなり変わりそうな一本
映画としては……笑
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