円柱野郎

劇場版 空の境界/第六章 忘却録音の円柱野郎のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

一章から五章までのような連続性があまり感じられず、どちらかというと単独の事件を扱ったショートエピソードの様な印象。
一応、荒耶に呼ばれたとされる魔術師も登場するものの、ほとんど話としては過去作にリンクしないしね。
この話では、主人公的扱いが式ではなく鮮花になっているのもスピンオフ的なイメージの原因になっているかもしれない。
鮮花の兄・幹也に対する危険な想いにムムムと思ったりもするが、それ以外はいたって普通の深夜アニメっぽい感じでちょっと物足りないか。
(エンドクレジット後のエピローグは、カニバルなグロさがこのシリーズらしい感じだったけど、エピローグだけではねえ。)

画は相変わらず綺麗だし、アクションも割と派手だけど鮮花って普通の人間とは思えぬ身のこなしにビックリ。
魔術師ってそういう動きも身につけるのか?w
五章での師匠とはだいぶ戦闘スタイルが違うもんだな。

あと個人的には預かっていた犬の設定上の意味がよく分からなかった。
話の展開で何か役に立っていたっけ…?
うーん、もしかしてただのマスコットキャラだったり?
円柱野郎

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