オーウェン

どついたるねんのオーウェンのレビュー・感想・評価

どついたるねん(1989年製作の映画)
3.5
赤井英和がボクシングから引退して俳優業に転身しての1作目。

自身の伝記映画みたいなつくりであり、再起不能に陥ったボクサーの英志が再びリングを目指して練習を重ねる。

浪速のロッキーといわれるだけあって、「ロッキー」とかなり似ている物語である。
それは境遇だったり立場だったり。

トレーニングシーンになると自然とテンションが高まっていく。
1グラムでさえも落とすため、ガムを噛んで唾液を吐きだすという描写は初めて見た。

ラストは敢えて終わらせているが、ボクシングへの思いが充分に感じられる映画。
オーウェン

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