2024/03/04
監督 阪本順治
赤井英和
相楽晴子
"ボクシングは殺し合いや!"
プロボクサーとして将来を嘱望されながらも、試合中に頭に怪我を負い、止むなく引退した主人公の英司。
自らジムを開きながらも粗暴な性格が災いし、何もかも失った英司はやがつ再起をかけた試合に挑んでいく。
「浪速のロッキー」赤井英和の自伝を元に描くドラマ。
麿赤兒でもう一本。
今ではすっかりオモロいおっさんキャラが定着した赤井英和だが、当時の人気は凄かった。
初主演となる本作は、お世辞なりにも演技は上手いとは言えなかったが、その分やはりボクシングのシーンになると一変して凄い迫力になり引き込まれてしまった。
原田芳雄のトレーナー役も良かったが、主人公の幼馴染を演じた相楽晴子がとても印象に残った記憶がある、予想外のラストシーンにしばし茫然とした作品です。
鑑賞日1990年頃、 VHSにて