fushigidane

ゴースト・ライトのfushigidaneのネタバレレビュー・内容・結末

ゴースト・ライト(2006年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

あらすじで興味を引き、デミ・ムーアだ!!と思って見てみた。
ホラーとサスペンスって感じ。

デミ・ムーア綺麗〜😃
ロケーション最高、野生馬🐎もいて素敵な所だったが、始まりは小説家の主人公デミ・ムーアが1人息子を亡くすと言う悲しみ😢🥺からなり、心機一転、新たな執筆の為、静かな孤島の一軒家に移り住む。

その地で灯台守の男性と仲良くなるが、彼女の周りで死んだ息子の霊が現れはじめ…。

主人公が体験する、現実なのか幻覚なのか分からない、不可思議な出来事が、小説のアイデアに出来そうで良かったとは思う。
主人公にしたら、息子を亡くしたばかりで辛く、混乱でしか無かっただろうけど。

前半は、ほぼ主人公が亡霊か何かに踊らされて、現地の人からはおかしい人に見られてるけど、後半のサスペンスには、そうだったんか〜!!と驚き。

会話の雰囲気だけで説明は無いが、今の旦那(最初は恋人かと思ってた)とは再婚で、息子はデミ・ムーアの前夫との子だったようだが、この旦那(継父)あんま良くなさそう、とは感じてた😒

サスペンスとしては有りがちな話かもしれないが、そこと灯台守の事件とが重なり、噛み合うようになってる所が見どころではある。
ホラー面では息子が母を助けようとしているのも良い。

人には見えないものが見える女性の存在を、もう少し活かしても良かったのでは…と思った。

最終的に、主人公は亡霊に助けられるけど、あの霊は誰だったんだろうか🤔

そこは少し謎だけど、多分本物のアンガスの霊が偽アンガスに憑依して助けてくれたんじゃないかなと思う。

最後は、良くも悪くも何だか物悲しくはある。

終わってみると、この事件はさっさと旦那と離婚調停して別れていれば、起きなかったかもしれないよね、とは思った。

作品自体はとても良くて、好きではある。デミ・ムーア綺麗し、場所も素敵やし。ちょっと旅行に行った気にはなれるw

ただ、主人公に色々起こり過ぎて、物悲しい終わり方ではあるので、この体験をきっかけにした、新しい小説を書き始めて行く様な希望ある終わり方でも良いのになぁ…とは個人的に思いました。
fushigidane

fushigidane