このレビューはネタバレを含みます
前半から中盤にかけては息子を亡くした主人公の苦しみを、中盤からは心を通わせた男性の真実を、終盤は主人公を巡る事件の真相を描いている。
中盤まではまるで心霊系のようだけど、蓋を開けてみたら……。
犯人でもある編集と旦那はまぁなかなかに自分勝手な人間でした。
ただ輝かしい人物が周囲にいると当然陰もできるので、嫉妬に塗れてしまうのも仕方がないと思う。
ストーリーとしてはよくある展開なので期待を超えることも裏切ることもなかった感じ。
灯台や街、島の風景がとてもいい。
最後主人公の心が救われてよかった。