寄り道わき道

恋する予感の寄り道わき道のネタバレレビュー・内容・結末

恋する予感(1994年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

昨夜は久しぶりに恋する予感鑑賞会したんですけど、相変わらず難解なエチエチ映画でした。解釈については議論の余地がありますよねー。ぜひそこら辺はアランオタクの方と語り合いたいです。アランが素敵すぎてきゅんだし、その他に関してはヤバいやつしかおらんくないかぁ…?(小声
海外のレビュー見てると戦後の雰囲気とか割とリアルだったらしいですね😩💦人々の感じもそーいう荒れた時代だったからみたいなところでしょうか。

ゲスすぎるヒューとの三角関係?のお話、と言っていいのかどうなのか。日本版のキラキラ題名とは裏腹にとにかく辛い。ギリシャっぽい悲劇映画です。題名はピーターパンの台詞から。To die would be an awfully big adventure、つまり”死ぬことは酷く大きな冒険である”。ストーリー展開や内容は難しいけど、それは一旦抜きにしてアランのキラキラキュートでセクシーな姿やご褒美シーン満載なのでファン必見ですね。特にダンスシーンはうっとり。少しは愛せよで、うっ!泣ってなる。
ともかくアランの苦悩の演技とか素晴らしいし、後から考えると実は!みたいな深い意味のある表情があったりさすがアランって感じです。最低2回は見ないといけない作品だと思う…。
アメリカナイズされた人々やハリウッド作品を好む人たちは苦手な作品かもしれないです。そーいう人たちは不完全な主人公や環境を好まない傾向にあるから。でも悪くない作品でした。色んな方にぜひ見て欲しいね。数回ぐらい見て熟考を重ねると楽しいかも。

ちなみにサッカーシーンとかめちゃくちゃ可愛いし、本当に本当に…死にそう。バイクシーンもあります。実際乗ってるらしい!えっちぃ!!

海外のレビューから↓
「ポッターは道に迷った少年たちを誘惑するピーター・パンであり、ステラが非常に非常に歪んだ方法で悲しくも子供時代から逃れるウェンディ。オハラはフック船長を演じ、その俳優は通常フック船長とウェンディの父親の両方を演じる。いつかはウェンディは成長しなければならない。」

フック船長がよく似合うんだよね、またこれが。本当にえちえちで困っちゃうよ。最後、アランはフックのように海に落ちて、あぁ切ない。

(映画の初め)
靴ひもを結ぶために列を離れたものは愛するものとの接触を失う、だが死者はいるんだ。愛するものたちも危険な周り角を回った所にね。そして待ってる。捕まえてもらうのをね。

からの

(映画の終わり)
母さん、私はまだ勉強中よ。靴紐を直してるの。皆曲がり角を回った所で待ってる。

台詞からもわかってもらえると思いますが、難しい作品です。悩んで考えながら見るって感じ。

お母さん時計の声を決める全国的なコンテストで優勝していて、だから電話してたんだ!ってなったし、海外のサイト読んでたら、娘の自信に応える唯一の返答は録音された彼女の声ってあって、それだから女優目指してたんだって気づいた時には伏線の凄さに感動しましたね。

あと、アラン・リックマンは、ジョージナ・ケイツがステラ役を獲得するために自分の年齢について嘘をついていたことを知り、動揺したと伝えられている。彼は、彼女が年齢を感じていることを考慮して、親密なシーンでは彼女に対して非常に優しく接するよう努めていたってあって、アラン優しィ〜!ってなりました。
あとそういえばですが、アランあのシーンでの体勢について日記で愚痴ってたなーっていうのを思い出しながら見ましたwww

ps.ヒューはめちゃくちゃ悪いやつだったけど、悪いやつの方が彼の演技力が輝いてる感じがして好きでした🤭

この作品の日本語版はvhsとdvd(しかしあまり出回らないためレア度高い)配信はなし