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続・東京流れ者 海は真赤な恋の色のmitakosamaのレビュー・感想・評価

2.5
スカパーにて。川内康範原作の後編との事だが監督が変更。そしたら…普通!鈴木清順特有のアバンギャルドさは消え、無味無臭ギャング映画になっちゃった。

旅に出たフェニックスのテツヤは高知に。
もはやタイトルの“東京”も意味をなさず。
はりまや橋とか高知城とかよさこいの鳴子踊りとかの観光地も見切れるね。

高知行きのフェリーで粋な殺し屋・ケンに出会ったテツヤ。かつての仲間カタギになったヒデを探すが、地元のヤクザに狙われる事に。港町で密売などが行われている様子だ。若者(杉良!)はギャンブルでカモにされる。

だが探していたヒデこそが密輸の取引相手だった。殺し屋ケンを交えドンパチになるが、いかんせん前作の様なケレン味は無いのが惜しい。
サブタイの“海は真っ赤な恋の色”も意味わからん(笑)

wiki調べだが、鈴木清順は同時上映のけんかえれじいを撮っていたようだね。
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