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ブロークン・ジェネレーション/撲殺!射殺!極限の暴力少年たちのMALPASOのレビュー・感想・評価

3.4
映画『ブロークン・ジェネレーション/撲殺!射殺!極限の暴力少年たち』

1985年の伝説の作品が上映される。

「ザ・デクライン」「反逆のパンク・ロック」のペネロープ・スフィーリス監督のパンクな犯罪モノ。

この話、1985年に起きた事件を参考に描いているそう。事件からすぐに制作したと言うことか?

主演の無軌道な連続殺人犯は、チャーリー・シーンとマックスウェル・コールフィールド。マックスウェルは『グリース2』の主役に大抜擢される前の作品。途中に小学生の時から大好きな女優パティ・ダーヴァンビルが出てきた!
10代の役だけど、チャーリー老けてるな。

良くも悪くも80年代。時代を感じるビデオなカメラ・ワークと音楽。救いのない青春もの。LAの当時の景色が見れるのがいい。

チャーリー・シーンで思うのは、父のマーティン・シーンは似たような無軌道な若者を演じている。1973年の巨匠テレンス・マリック監督の名作『地獄の逃避行』。こちらは恋人どうしの殺人犯、ブルース・スプリングスティーンも歌った事件が基になっている。若き日の父子が同じような役を演じていたとは。ジージャン姿もダブる。

なんとも感想は難しい。中2的な作品。
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