よくここまで制覇したと自分でも思います。

1978〜1988年の10年間に渡るシリーズ全8作の最終作。もう三馬鹿に会えないと思うと寂しい。
好きな順は16253784かな。
今作は浜辺に店をオープンしたいからと知り合いの冴えない喪女を落として金と店をせしめようとする話。
ボビーの写真でアプローチしたからボビーが責任持って地味女を落とす役割。地味女は徐々にボビーを好きになる。だけどボビーはセクシーな軽い女が好きだから酷い仕打ちをしてしまう。今作は今までにないタイプのヒロインと展開。
ボビーは開店作業から降りることになり、傷ついた地味女をヒューイが慰めつつダンスを教えて地味女を変えていく。しかも珍しく内面の良い女だしすぐに脱がないし股も開かないぞ…！
見た目がかわいくなった地味女を見て超単純のボビーは早速寝る。でもヒューイは地味女を好きになったらしい。そっちパターンか！
ちなみにベンジーは空気。
そしてボビーはひどいまま終わってしまう。
最終回にして、3人が仲良く揃わずに終わってしまったのはかなり悲しい。でもよく考えてみれば1作目こそ友より女をとった話だったからボビーはやっぱり自分のチンチンを優先する男だったのだと思えば合点はいく。まあ多分最終回だと思わず製作して偶然8作目で終わった気もしないが。明らかに最終回感はない。

それにしても『アメリカングラフィティ』を真似て作られたイスラエル青春映画なのに、アメグラを遥かに凌ぐシリーズ化していて、最後までブレずにオールディーズを流し続けたのは素晴らしい。(7〜8作目は音楽雑な気がしたが)

現代で何故『ポーキーズ』や『グローイングアップ』のような映画がないのかは、やはり時代と共に風呂や着替えを覗いたり、所謂エロハプニングが許容されないからだとさすがに観ていて思う。
本作では、気付かないように複数人で代わる代わるチンコを挿入したり、今だったら100%炎上案件になる。
でもやっぱりこのようなエロは少年の夢であり、男の願望なことには変わりないから、これはこれとして楽しめればいいと私は思う。

• #愛しの青春映画/ティーン映画