これは、韓国に生まれたなら皆が知るお話『春香伝』の、新解釈、脚色ものです。
だからまずは『春香伝』のストーリーをなぞってから観た方が良いと思います。
原題は「房子伝」。
キム・ジュヒョクさん演じる下男パンジャが主人公なんですね。
「春香(チュニャン)を愛した陰の男がいて、事実とはまた別のストーリーを後世に残した』
という説です。
そして、ではなぜ美談として書き残すに至ったか・・というのがこの映画です。
「春香伝』をざっと言うと、
官僚の李夢龍(イ・モンニョン)と、妓生の娘である春香(チュニャン)は恋仲となり、モンニョンが都に戻っている間、次の官僚がチュニャンを気に入り口説く。チュニャンはモンニョンへの貞節を守りそれに怒った官僚は投獄してしまう。帰ってきたモンニョンは官僚の悪を暴きチュニャンと幸せに過ごしたとさ・・という話。
映画でのモンニョンはリュ・スンボムですわー。最高でしょ?
男の嫉妬とかいやらしい気持ちとかねじ曲がった根性を演じさせたらピカイチの俳優です。
リュ・スンワン監督の実弟です。
下世話な話ですが、春香(チュニャン)を演じたチョ・ヨジョンさんの、仰向けになってもきっぱりと上を向く乳房は、生来のものでしょうか?それとも・・😆
「後宮の秘密」では、思っても黙っていましたが、いや、素晴らしい美しさです。
キム・ジュヒョク(1972-2017)出演映画<第9作>
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