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デス・ルームのnyakoのレビュー・感想・評価

デス・ルーム(2006年製作の映画)
3.8
VIP招待状を手にした男女6人が訪れた撮影所ツアー。立ち入り禁止となっている有名ホラー映画のセットだった家で、各々が実体験した恐怖譚を披露するというオムニバスホラー。
なんだか評価低いのね。面白かったけど。。

導入部、進行、結末オチ「WRAPAROUND」 ジョー・ダンテ監督

みんなこの館に閉じ込められてしまうんだけど、ちょい昔の家ホラーといったムードでいい。
オチまとめもオカルトでよし。

ep1 「黄金の胸を持つ女 」ケン・ラッセル監督

オムニバスの中で一番シンプルでポップテイスト。
豊胸手術で胸が怪物になっちゃう。
見てたら痛そうでそわそわ。
胸の突起のデザインなかなかよい。

ep2 「呪縛」 ショーン・S・カニンガム監督

インキュバス(夢魔)と日本趣味とアニメ(一部)の融合。
インキュバスに地獄、良さそうなモチーフなのにもったいない。役者さんの演技ちょっとチープな印象。
特撮でやりそうなシーンをアニメで表現してるのはちょっとノレなかった。

ep3 「スタンリーのガールフレンド」 モンテ・ヘルマン監督

ともに映画監督の親友どうしが突如現れた美女に翻弄される。
美女の正体が披露されるシーンは怪奇映画タッチなのがいい。

ep4 「My Twin,The Worm」 ジョン・ゲイター監督

子供の取り憑かれた幻想世界。虫キモい。
母の胎内で寄生虫と一緒に成長した少女。
母にとっては苦しみで、少女にとっては成長を共にした大事な双子の弟!

ジョン・ゲイター監督は、マトリックスシリーズの特撮監修やジュピターの視覚効果デザインを手掛けた実はものすごい人だった。
このエピが一番好み。
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