ティンク

ファイナル・カウントダウンのティンクのレビュー・感想・評価

3.2
【過去作レビュー】
あくまで『アメリカ版「戦国自衛隊」』
・・・でも日本人にとっては伝説の作品。


WOWOW吹き替え補完版の録画を鑑賞。
いゃ~懐かしい、高校生当時以来の鑑賞。

おそらく、アメリカ人の「現代のF-14トムキャットで真珠湾を襲うゼロ戦を撃退してやりたい!」という妄想だけで作られた作品ですね。そのシーンは割と早めに実現するので、あとは辻褄合わせというか、結局歴史は塗替えられないという「戦国自衛隊」チックな作品になっていきます。(日本側のいろんな妄想小説は、志茂田景樹さんが当時色々書かれていました)

再見してビックリしたのが、え、こんなに実際の空母やジェット機の実物シーンがあったんだ!ということ。当時はCGとかないですからね。全部本物。え、トップガン? というか、もしかしてトム・クルーズさん、この映画を見てトップガンやりたいと思ったんじゃないのというくらいカッコイイ実写シーンがいっぱい出てきます。

んで、なんといっても日本人にとって伝説といえるのはサントラ。この作品の愛のテーマ的に流れる曲がそのまま「聖母たちのララバイ」となって、火サスのテーマ曲として日本全国に知れ渡ることになります。

印税ってどうなっているんだろうって、気になり始めた作品でした。
ティンク

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