えす

ミュンヘンのえすのレビュー・感想・評価

ミュンヘン(2005年製作の映画)
3.7
無益な殺戮が連鎖する何とも血生臭い傑作。肉片が飛び散り、死体の映し方は極めて冷徹。電話機爆弾のシークエンスのように、殺し屋としての能力が欠如している、その危うさがサスペンスを生んでいく。らしくない頻出するズームや、路面が濡れているのも当然素晴らしい。
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