叫び

ミュンヘンの叫びのレビュー・感想・評価

ミュンヘン(2005年製作の映画)
3.9
一体、この救いのない映画の監督がスピルバーグ監督だと誰が思うだろうか。ミュンヘンオリンピックで発生したテロの犯人に報復するため、ひとりづつ暗殺していく元モサドのアブネー 
演出も少なく、淡々と企てられ実行されていく暗殺作戦。20世紀最大の悲劇はイスラエルとパレスチナの問題に何年たっても平和的な解決方法が見つからなかったことだと思う。ロシアとウクライナはなんとか21世紀のうちに。と、他人事でいられる時代はもう終わりなのかもしれない。スピルバーグ監督作品の中でもドライで苦しい映画でした。冷たい水を飲もう。
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