Jimmy

レオパルドマン 豹男のJimmyのレビュー・感想・評価

レオパルドマン 豹男(1943年製作の映画)
2.0
だいぶ前から気になっていた映画だが、ようやく観た。
黒豹が逃げた町で、次々と女性が惨殺される事件が発生する映画だが、当時の規制のためか女性が殺される場面や死体は映らない。

ある舞台で人気をとりたい女性が宣伝担当から「黒豹を連れて舞台に上がれば注目を浴びるはず」ということで、その女性は黒豹を連れて客の前に登場するのだが、他の舞台踊子の挑発により黒豹が町中へ逃げてしまう。しかも、夜だったから探すのが大変。
そんな中、一人の女性が殺される。
更に、墓地に閉じ込められた女性も殺されるのだが、このあたりから登場人物の一人が「これは豹の殺しではない気がする」という発言が出て来る。この発言で「あぁ、そういえば、この映画のサブタイトルに『豹男』と付けられているな…」などと思ってしまうので、豹ではなくて人間が女性を殺しているのでは?…と思い始めてしまう。
このサブタイトル、ややネタバレっぽくて残念。
そしてまた別の女性(カスタネット女)も殺されて……といったドラマ。

思ったほど、サスペンス的でもないし、ハラハラするでもない映画に見えた。個人的には、やや中途半端な印象を受けた映画だった。
Jimmy

Jimmy