すんたり

ブラッディ・マリーのすんたりのネタバレレビュー・内容・結末

ブラッディ・マリー(2006年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

大まかなストーリーは、とある州立精神病院で准看護士が行方不明に。それには同僚が深く関わっている。彼女らはとあるゲームをしていた。妹の失踪事件を探るべく、姉がやって来て、"鏡ゲーム"というゲームに行き当たる。鏡ゲームに秘められた過去が絡んでくる、サスペンスホラー。
アメリカに伝わる鏡のゲーム。鏡の前で「ブラッディー・メアリー(Bloody Mary)」と数回となえると、ブラッディー・メアリーがやって来る、というトイレの花子さんのような都市伝説を基にした話だと思う。
はじめは病院ぐるみで隠している過去との関連性とか、次々に殺されていくシーンとか、最重要監視下の患者が出てきたりで、どう絡んでいくのかと期待してみたものの、ラストではそれがちゃんとまとまりきってない気がする。
どうして"ブラッディー・マリー"が誕生したのかは分かったけど、結局何がしたかったのかとか、終わりがあっけなさ過ぎるとか、「・・・それで?」って感じ。
あと、場面の切り替えが多すぎる。
一個の話が終わったら、中途半端に場面転換して、もう次の話に進んでて、さっきのことはどうなったの?!って感じの部分が多かった。
結局、同僚の看護士と最重要患者とブラッディー・マリーの関係性が謎のまま終わってるし。
上手くまとめきれてないけど、これは前半の期待と後半の雑さが相まって、星3つ。
後半部分をもっとキレイに描ききって、まとめてたらいいものの、ちょっと勿体無い気がする。
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