南アフリカ版『燃えよドラゴン』。
怪しい空手大会を戦い抜く
主人公と、その恋人。
ナインティナインのやべっちや
『仮面ライダークウガ』出演の
葛山信吾に似たイケメン。
鍛え抜かれて引き締まった
肉体美が唸りを上げる!
砂漠の真ん中にそびえ立つ、
城塞のハリボテ感が凄い。
ミニチュアセットを、遠近法で
大きく見せているのだ。(笑)
大会主宰は、ナチ残党の男爵。
宿敵?である日本のミヤジに、
チーム対抗戦を挑む。
ミヤジの東京での暮らしぶりが
例によって素晴らしい。(笑)
あれはどちらかと言うと朝鮮か
琉球文化に近いね。
夜中に敵地で暗躍する所とか、
白軍団vs黒軍団とか、色々と
『燃えよドラゴン』を踏襲。
トーチでのチャンバラも良い。
この作品を面白くしてるのは、
小人のチコの存在でしょう。
とても良いヤツで、主人公らの
手助けをしてくれる。
身の軽さを活かした立ち回りも
コミカルで素晴らしい。♪
チコが大会出場者の空手家を
方々でスカウトして回る場面が
面白い。
特に、学校の先生の元へ来た時
教室でドタバタになる所。☆
狼の群れとの戦いでなぜか
脱ぎ出す主人公
↓
その後発情しておっ始める
主人公とヒロイン
↓
オシャカとなった車を解体、
帆走車に改造、砂漠を爆走
…
という流れも良い。
大会では、本物の空手家達が
見応えのある戦いを見せて
くれる。
自分側のチームが勝ったのに
渋い顔を見せる男爵とか、
相手チームが勝ったのに笑顔で
拍手する主人公らとか、所々
目立つ綻びもまた良し。(笑)
反アパルトヘイト運動が気運を
高めていたこの時期とはいえ、
やはり黒人は居ないか…?
と思ったら、一人だけ登場。
そして尚且つ白人に勝つのだ!
終盤のカーチェイスが物凄い。
ベンツを追って小型トラックで
オフロードを先回りする主人公。
ドッカンガッタンひっくり返る
寸前のモーグル走行に笑う!☆
色々と見所の多い良作でした。
♪