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インクハート/魔法の声のmakiのレビュー・感想・評価

インクハート/魔法の声(2008年製作の映画)
3.8
ときどき "Once upon a time" で始まるシンプルな子供も観れるファンタジーに触れたくなりません?

インクハートは『魔法の声』という児童文学が原作。
とても優しいファンタジー。
映画は果たしてどうかな…と、本読んだ時の朧げな記憶で鑑賞。

いわゆる児童文学のファンタジー映画らしく、家族愛といった優しいメッセージもあってほっこり☺️❤️
ファンタジー好きな人には嬉しい、中つ国とかファンタジー作品のオマージュも多く、これ白色のガンダルフをイメージしたでしょ?!と思うシーンもあったり😁

あと本好きはきっとテンション上がる自宅図書館のような素敵な叔母さまのお家も見所✨


でもやっぱりこの原作の良さである「魔法舌」っていう設定は、本当素晴らしいと思う!
本を読むとその本の中の登場人物などが召喚される…という能力。
(ただ、読み方が下手だと声とか体の一部とか本の世界に取り残されるので注意!)

ある意味スーパーパワーだけれど、本の世界の登場人物にも自分の家族や愛する生活が本の中にもちろん存在する。
悪どいキャラクターと相反して、本の世界に戻りたがっている素敵な哀愁あるキャラクター「ほこり指」がとても良かった。ポール・ベタニーですし😍
ほこり指…っていうキャラクターネームもファンタジーらしくて好き!


ここ最近は、
激しいアクションとたくさんの血と、少し難解な映画の脳みそフル回転続き。

ちょっと小学生の時に読んだファンタジー文学のような柔らかい世界に浸りたく思わず観たけど、思ったほど悪くなかった!
さらに変な役も沢山やるポール・ベタニーだけど、これは彼のかっこよさがいい感じに表れた作品だった!
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