とり

インクハート/魔法の声のとりのレビュー・感想・評価

インクハート/魔法の声(2008年製作の映画)
4.0
安心安定のほっこりファンタジーでした。
ワクワクドキドキして童心に帰れてとても幸せな気持ちになれます。

とにかく登場人物みんなキャラが立っていて魅力的です。
人も人外も多数出てきてごちゃごちゃ感があるのによく整理されていて、それぞれの役割や目的、人物の見分けが容易で、その部分でとても評価できます。

実力派豪華俳優陣が揃ってるので映画に奥行きが出て、本の世界がよりリアルに感じられます。
ポール・ベタニーが指輪物語っぽい雰囲気をまとったまま現実の世界に出現、はかなさもあって本当に素晴らしいです。この人を見るだけで元が取れます。
ヘレン・ミレンの存在感もさすがだし、ジェニファー・コネリーも少ない出番でしっかり印象を残しました。

音楽がちょっと残念かな。いかにもという感じの凡庸でよくある域を出てなくて、ちょいダサ。よく言えば保守的。

フェレット好き必見でもあります。可愛くてお利口さんで萌えます。ちゃんと見せ場もあります。
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