藻屑

永遠の僕たちの藻屑のレビュー・感想・評価

永遠の僕たち(2011年製作の映画)
4.5
繊細で不器用で、静かで美しい映画だった。

両親の死にとらわれているイーノック、特攻で死んだヒロシ、余命短いアナベル、「死」がすごく近いのにどこか軽やかで、見ていて心地の良さを感じた。(音楽の良さもあるかも?)
イーノックとアナベルの二人にはどこまでもまっすぐな愛があったし、最後のヒロシの手紙も情熱的でぐっときた。
「今では、死はたやすく、つらいのは愛とわかります。」
「死んでも生あるごとく、あなたに永遠の想いを。」
藻屑

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