プリンス

殺人鬼のプリンスのレビュー・感想・評価

殺人鬼(1983年製作の映画)
3.5
高倉健に菅原文太、愛川欽也に永六輔に大橋巨泉。そして遂に日本最強の男、男の中の男、千代の富士ウルフ貢氏が逝去されました。日本は終わりであります。くだらない映画レビューも、すっかり喪中モードであります。プリンスです。
とはいえ、ここは映画のレビューをする場であります。今回は時期を考えて、しっとりとした映画をひっそりとレビュー致します。
ブロンソンin殺人鬼であります。
ある連続殺人鬼を追い詰めるブロンソン刑事のお話であります。
今回の見どころはですね、なんと言ってもこの殺人鬼。ジャン・マイケル・ビンセント!(風味)
自分をバカにした職場の女性を殺める所から、殺しに目覚める訳であります。カーセックスに興じるターゲットの前に、全裸でナイフで登場するジャン・マイケル・ビンセント!堂々たるいい姿勢!ボーイフレンドを殺され、森の中を全裸で逃げる女性を全裸いい姿勢で追い詰める、ジャン・マイケル・ビンセント!意味も無く筋肉の鎧、逆三ないい体をしておる訳で、圧巻のシーンであるには間違いない訳であります。
そして証拠隠滅の為に関係者を殺してゆく訳でありますが、これもまた全裸!!いい姿勢!!世の中、色々な事が御座いますが、突き詰めると全裸とゆうのは一番面白い訳であります。そして、最後に狙いをさだめたターゲットが、運の尽き。ブロンソンの娘でありました。ただで済む訳が御座いません。ここで怒りまかせに追い詰めるブロンソンも全裸ならば、何かしらの賞を取った事でしょう。惜しいの一言。ジャン・マイケル・ビンセントとブロンソンの千秋楽がみたかった!しかし、精神鑑定なんぞ糞喰らえのブロンソン。脱ぐ訳でも無ければ、大した見せ場も演技も無く、ギャラ泥棒の一弾で終演と相成る訳であります。色々と言いたい事も御座いますが、ブロンソンとゆうだけで仕方無い訳であります。一見、火サス程度の内容ではありますが、何かしら深い意味があるに違いありません。そして一切オススメは致しません。宜しくお願い致します。
注)ジャン・マイケル・ビンセントは出ておりません。
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