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引き裂かれたカーテンの盆栽のレビュー・感想・評価

引き裂かれたカーテン(1966年製作の映画)
2.8
気付けばとんでもないことに


 正直あまりハマれなかったヒッチコック作品。『汚名』のようなスパイ系サスペンスを期待していたら実際はサスペンス要素はあまりなく全体的に単調。本編が2時間越えということもあり、間延び感が否めませんでした。ヒッチコックは100分程がちょうどいい。

 農家、バス、劇場など印象に残るシーンは多々ありましたが、どれもイマイチ盛り上がりに欠ける。テンポが悪いことも一つの要因で、少しなら目を離しても問題ない構成です。それでも若かりしポール・ニューマンとジュリー・アンドリュースの二大巨頭の存在感は素晴らしかったです。あのアルフレッド・ヒッチコック監督作品だから期待してしまった部分はあります。

 冷戦時代のスパイ映画は現実味あるのが良いところですよね。

2024.5.6 初鑑賞
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