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ニール・ヤング/ハート・オブ・ゴールド 〜孤独の旅路〜のKAZUのレビュー・感想・評価

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「羊たちの沈黙」で有名な故・ジョナサン・デミ監督の代表作のひとつ、コンサートフィルムの金字塔、トーキング・ヘッズの「ストップメイキングセンス」はファンならずとも一度は鑑賞を強くオススメ。今でも伝説的なLIVEとして語り継がれ、幾度観てもその美術、演出には感嘆せざるを得ない。その、ジョナサン・デミ監督が撮影したニール・ヤングのフィルムコンサート。ニール・ヤングは大好きだし、前にレビューした「Philadelphia」でも印象的な楽曲を提供していたので、否が応でも期待してしまうが、今作に至ってはかなり普通の作品で終わってしまった感。演出など携わってないのかも知れないが、同監督が撮影する必然性は無かったのかなという印象。むろんニール・ヤングの演奏やコンサート自体はとても素晴らしかったが、フィルムに残す映像作品として見てしまうと見劣りしてしまう。残念。
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