『Prairie Wind』制作後，お披露目公演としてナッシュビルのライマン公会堂でライブをした。本作はほぼそのライブ映像で構成されている。インタビューなどのドキュメント部分はごくわずかである。
ジョナサン・デミが監督であるが，美術監修まではおこなっておらず『Stop Making Sense』のような趣はない。それでも時々映画ちっくなカットがあり，純然たるライブ映像とは少し違うかなという出来ではある。
パフォーマンス自体はとてもとても素晴らしく，舞台の雰囲気もとてもいい。枯れつつあるいい時期のニール・ヤングが記録に残ったのはいいことだなと思う。身なりもとても綺麗にしているし…笑 レコーディング時に脳に動脈瘤が見つかって手術を受けたようで，より精力的であるという意味で，パフォーマンスにはその影響も出ているかもしれない。
（映画かなあ，という感じがしたので点数はなし。）
