もりもり

舞台恐怖症のもりもりのレビュー・感想・評価

舞台恐怖症(1950年製作の映画)
3.5
ある日、女優のシャーロット(マレーネ・ディートリッヒ)が愛人関係にあったジョナサン(リチャード・トッド)との事で旦那と口論になり、殺害してしまった後に愛人ジョナサンの元へと逃げ込んで来た。

シャーロットは自分の事を愛してくれていると信じているジョナサンに助けを求め、ジョナサンはシャーロットへの愛を証明するべくやむなく殺害場所であるシャーロットの家に着替えのドレスを取りに向かった。

ジョナサンは無事にドレスを手にするもメイドのネリーに目撃されてしまい殺人容疑者として警察に追われる事になってしまう。

そんな追われる身となってしまったジョナサンは友人であるイブ(ジェーン・ワイマン)に助けを求めるのであった。

イブは過去にジョナサンの事を好いており、ジョナサンを助けるべく父親の別荘でジョナサンを匿ってもらう。

そしてイブはジョナサンが罠にはめられているのではないかと疑い、1人証拠を見つけるべくシャーロットに歩み寄るのであった・・・

【感想】
オープニングの幕が上がるシーンはとても印象的であり、これから舞台の作品がスタートするかのように見え、ヒッチコック監督のセンスが垣間見えるシーンであった👍

物語としては後半までは想像していた展開であったが、クライマックスからの展開は衝撃的でした!!

冒頭の回想シーンがまさかの・・・
なるほど!そうきたか🧐
でもそんなの有り!?とも思ったが斬新なやり方で良かったと思いました👏

そしてクライマックスシーンでのジョナサンとイブの会話の場面で、白黒映画という中での目元だけに光をあてるという手法が緊迫感を感じとれて良きです✨

役者の面ではマレーネ・ディートリッヒの悪女っぷりの演技が存在感あって良かった!
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