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『死刑執行ウルトラクイズ/おだぶつTV』に投稿された感想・評価

horahuki

horahukiの感想・評価

3.3
LIFE or DEATH!!
死刑囚に死のゲームをさせる大人気テレビ番組の司会者が、殺し屋から命を狙われるドタバタ系ブラックコメディ。

ジャケのイメージ通りすっごくアホな映画。
数ヶ月前にレンタル開始だったのですが、最寄りの店舗にないし、いつ見ても取寄せ在庫なし。中々借りられなかったのですが、やっと見れました!こんなの取寄せまでして見たい人が沢山いるのが驚き!まぁ私もだけど…(^_^;)

あらすじ…
主人公が司会のテレビ番組『LIFE or DEATH』は視聴者に大人気。それは「成功すれば死刑執行が伸びるけど、失敗すれば即死亡」というデスゲームを死刑囚に課す倫理的にヤバすぎる内容。過去にマフィアのボスを番組に登場させ、めっちゃ恥ずかしい死に方をさせたため、その組織から主人公は常に命を狙われている。ある日、スタジオにやって来た殺し屋のママを死刑囚だと勘違いして番組で殺してしまい…。

死んだ方が観客席は盛り上がるもんだから、ゲームと言いつつも成功なんてほぼほぼなくて、大概死ぬようになってるというヤバさ。死刑囚もなんか楽しんでるし、司会者の主人公の進行も怖いくらいに明るいし、死んだら死刑囚の家族に賞金が入るから家族も死んだ方が喜ぶというね。だから死んだら全員ハッピー。いや〜ブラック…。

死刑囚だからといって人権無視してこんなゲームさせて良いのかとか、視聴者に人気があるからといって倫理無視な番組を続けてもいいのかとか、真っ当なテーマを全く描く気がないアホさも笑えます。社会風刺な内容にもできたし、そっちに持っていきそうな雰囲気をかすかに感じたのに、「倫理観?そんなの知らねーよ!」とまともな観客を嘲笑うかのようなクソっぷりを貫く姿勢が清々しい。

マフィアのボスが半裸状態で拘束されて、エロいダンスを見て勃起したら感電死とかいう威厳もクソもないアホなゲーム。そんなの全国放送されたら部下たちは怒りますわな。しかもボスのオッサン何とか耐えたのに…(笑)物語的には、辱めを受けて死んだボスの復讐名目で来た殺し屋からの逃亡と、『LIFE or DEATH』反対派の女性とのいがみ合いと、間違えて殺しちゃった殺し屋のママの隠蔽に必死になるおバカなドタバタコメディ。まともなテーマなんて完全無視!

一般睡眠者向けとか言って、デビッドリンチを思わせるデビッドブリンヂ監督の映画を夢に見たてて流すという悪ふざけも。しかもユニバーサパラフォックス社提供というね。どこやねん、それ。合併しすぎ。

映画のワンシーン見てタイトル当てクイズってのもやってたんですけど、あれ作中オリジナル映画なんかな。正解は『ミイラの呪い』って字幕出てたけど、その邦題だとユニバーサルのカリスたんシリーズ最終作しかない気がするんですよね。原題は多分『curses of mummy』って言ってたように思うから、カリスたんではないし、そもそもミイラがカリスたんとは外見が全然違ってたし。そんで原題で検索しても出てこない。気になる…。どなたか教えてください!

これもホラーかと言われると微妙だけど、TSUTAYAがホラーに分類してるんでホラータグつけときます。
チャンネルはそのままで!
明るく楽しく死刑を執行!


もうすぐ毎年恒例のアカデミー賞授賞式ですね。
各賞候補作も日本で公開されたりして、映画ファンの皆さんも文化的、芸術的に優れた作品を多く鑑賞する機会に恵まれている真っ最中かと思います。
そんな中、アカデミー賞どころかゴールデンラズベリー賞からも最も遠いんじゃないか、いや遠いなんてものじゃないぜ!下手したら本当に存在するのかも怪しい、そんな映画をひとり深夜に観ました。
みんなが、さらに5ちゃんねるに巣食う怪しい映画ファンたちが、「スリービルボード」や「ダンケルク」を賞賛したりダメ出しをして熱い批評バトルを繰り広げているというのに「死刑執行おだぶつTV」を観ている自分・・・

あ、そこの貴方!
そんな蔑んだような目で見ない!
わざとですよ、わざと!
高尚さの欠片もない映画のために睡眠時間さえ削る!
そんな自分に酔っているだけですから!
それにですよ、こんなくだらないタイトルだけれどもテーマ性はちゃんとあるし!
「視聴率至上主義のテレビ業界、そして社会への警鐘」というテーマが・・・・・

・・・無い!!
あれ?無いですね、これ。
まったく無いや。
最初から最後まで、ただただ馬鹿馬鹿しくてくだらないだけ!
素晴らしい!
「おだぶつTV」という邦題も素晴らしいし、21世紀にもなってこんなのがDVD化される日本も素晴らしい!


けたたましいサイレンの音と共に始まるバラエティショー「生か死か?!」は全米で最高の視聴率を誇る大人気番組。
いつでも作り笑顔を絶やさない司会者のチャックも人気者で、下品で極悪な番組に反対する層からは脅迫状が届いたり、罵声を浴び続けるスリリングで楽しい毎日を過ごしております。
今回もチャックの軽快な話術が冴え渡り、クイズに答えられなかった死刑囚がギロチンで首チョンパ!
番組観覧者たちがヤンヤヤンヤと大喝采!
死刑囚の家族は一万ドルの賞金を貰えて「パパありがとう!」と狂喜乱舞!
そう、この番組は死刑囚を使った番組で、チャレンジに成功すると死刑執行を延期にしたり出来るのです。しかし、失敗したらその場で即死刑執行!
ギロチンや電流で殺されちゃいます。そのあとは「番組廃棄物置き場」へと直行、捨てられるのであります。
視聴者たちの興味は死刑執行の瞬間にあるわけで、チャレンジに成功しても何だかんだで死刑の生中継がはじまるって寸法。
どうせ死刑囚だからと、何の葛藤もないチャックと番組スタッフたち。
でも、ある日の収録でマフィアのボスを番組に使ってしまったのが運の尽き。
チンコが勃つと5万ボルトの電流が流れる仕掛けをされての、セクシーお姉さんのセクシーダンスを見せられるチャレンジ!
頑張るボスは眼前の巨乳にも耐えてゲームを見事クリアしますが、何故か電流が流れちゃいます。
何故かっていうか、予定通りなんですけれどね。
で、ボスを殺された部下たちはチャックを仇として狙い始めます。
しかも「自称・世界一の殺し屋」であるルイジが雇われ、そこからのカオスな展開に誰もが目が点!


何か社会風刺的な深いテーマがありそうで、清々しいまでにそんなものは一切持ち合わせていない本作を撮ったのは「尻怪獣アスラ」のマーク・ピロー。
頭の悪さではピカイチな映画ですが、マーク・ピローは「スーパーマン4最強の敵」でニュークリアマンを演じた人なので妙に納得できますね。
「ロッキー4」でドルフ・ラングレンが、「シンデレラボーイ」でジャン・クロード=ヴァンダムが最強のライバル役を演じて世に出たわけですが、同じように最強のライバル役を演じたにもかかわらず、巨大オケツ怪獣やら俗悪テレビ番組の映画を撮るに至った経緯を是非とも知りたいところです。
・・・いや、どうでもいいか!

製作されたのが、似たような内容とも言える、シュワちゃん主演の近未来脳筋体育会系バラエティ番組映画の「バトルランナー」と同じく1987年。
1987年にシンクロニシティを起こすような何かがあったのだろうか?87年というと、初めて彼女が出来た年でしたが・・・関係ないか!
しかし、「バトルランナー」もそうでしたが、どうしてこういう映画の悪役って番組の司会者ってことになるんでしょうね?
日本で言うところの、みのも・・・・・い、いやいや!
なんでもございません!
なんでもないったら!
みの○んたならこんな番組でも司会やりそうだなんて口が裂けても言ってませんからね!

・・・ゴホンゴホン、いや、もっと上に悪いヤツがいるでしょうにねぇ?テレビ局の役員たちとか悪徳政治家とか残酷シーンやエロいシーンをすぐカットしてレーティングを低くしようとするアホな配給会社とかさ〜!

それはさておき、明るくバカなテーマ曲、映画史上もっとも汚いイタ飯の食い方、唐突に始まるロマンスなど、くだらないが見過ごせない見どころもたくさん。
特に、ルイジの強引さは間が抜けすぎていて、不思議と可愛く見えきますよ。外見はアンドレ・ザ・ジャイアントを小さくしたヘヴィメタバンドの使いっ走りみたいな感じだけれども・・・
どんなウンコが出たのか親切にも実況してくれるお茶目なところもゴミクズのような魅力に溢れております!
「・・・ママ!?」の場面での口あんぐりの表情なんてTシャツの絵柄にしたら良いんじゃないかと思うぐらいステキにキュート!
買わんけどね!

首チョンパや電流焼き焦げ、人間爆破などの残酷シーンがあるわけですが、それがウリというわけでもなく、グロさは殆ど無し。
肝心なところは見せない安心仕様であります。とても健全!
ホラーではなく、ジョーク色の強いブラックコメディですね。

本編そのものよりも、エンドロールで流れる「死んだ死刑囚をリサイクルしたコマーシャル集」の方がイカしているのもどうかと思いますが、時にはジャッキー・チェンの映画もNG集のほうが面白かったりするので、それもアリなのかな(苦笑)
「この腕時計は丈夫ですよ、ほら!」と、ミキサーの中に死刑囚の腕を入れてみたり、「この包丁の切れ味はすごいですよ、ほら!」と、日本人?の料理人が死刑囚を切り刻んでみたり・・・
まぁ、そういったCMが普通にお茶の間で流れているという感覚がおかしいという風刺にはなっているのかもしれませんが、やっぱりギャグとしか映ってないんですよね。
何の重みも感じられないんだもの。こんなに軽いのはバブル期の石田純一なみでしょうか。
そうだ、日本でリメイクしたら石田純一かマイケル富岡にチャック役をやってもらいましょう!

そして、どこまでも下品でポップな本作でひときわ輝きを放っているのは主人公でもヒロインでもなく、笑顔絶やさぬセクシーアシスタントだったりしまして、無理やり檻に入れられてもセクシーポーズをキメるのを忘れないのが笑えます。
まさしくお色気要員の鏡!
是非、彼女のセクスィーな熱演をご覧ください!


「今日は何も面白いことがなかったなあ・・・もう死にたい!」などと短絡思考で恐ろしいことを考える前に、これをゲラゲラと笑いながら観て、そして穏やかな眠りにつきましょう!
精神的な健康のために「おだぶつTV」!
一家に一枚!「おだぶつTV」をヨロシクお願い致します!







・・・これだけ宣伝したんだから、今度発売する「ニンジャリアン」のDVDをきっと送ってくれるに違いない!

・・・そんなわけないので自腹で買うか、「ニンジャリアン」!

なんでもいいけど、「ニンジャリア〜〜〜ン!」って、ついつい叫びたくなるんですけど、何故かというと「エイドリア〜〜〜ン!」に何となく語感が似ているからなんだと、たったいま気がつきました!
喉に引っかかっていた骨がとれたような清々しさ!
最高です。


セルDVDにて
daiyuuki

daiyuukiの感想・評価

3.8
超人気番組「おだぶつTV」。参加者は、全員死刑囚。司会者チャック・ドーナンが、死刑囚をムチャぶりなゲームに挑ませ、ゲームクリアすれば死刑は免れる。しかしゲーム内容は、大人が真面目に考えたと思えないようなアホなものばかり。
例えば、15年刑務所に閉じ込められパンと水しか摂取していない死刑囚の前に、焼きたての七面鳥とセクシー美女を置き、彼がどちらを取るかお客さんに当てさせるゲーム。死刑囚に、火の輪をくぐりガソリン缶を運ばせるゲーム。などなど、鬼畜でイカれた内容ばかり。
そんなゲーム番組は視聴率が高いけど、ゲーム番組内で処刑されたマフィアのボスの部下がゲーム番組に乱入したり、大混乱。
チャック・ドーナンの押し出しの強さや愛されキャラぶりが、みのもんたみたいだったり、ゲスさがミヤネ屋の宮根誠司のようだったり、視聴率欲しさにエスカレートする残酷な内容が批判されたり愛されるのを、ユルい感じであははーと展開するが、「ナチュラル・ボーン・キラー」などのようなマスコミ批判のメッセージは込められていないので、あははーと週末ストロングゼロでも飲みながらだらだら見るのが、良いおバカ映画。

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2017年11月25日

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