GaPTooth

復讐!反ナチ地下組織/裏切り者を消せのGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

わざとなのかどうか知らんけど、既視感ありあり。

オランダで教師をしていたビンセント・バンダリンは、教え子の一人(14才の少年)が「自由万才!」と書いただけでナチスに射殺されたことをきっかけに、列車や発電所を爆破する反ナチ活動を行い続けた為にナチスに追われることになってしまう。

「オランダからスペイン国境を抜けて中立国リスボンへ行き、作家のリカルド・クィンタニラに会え」と指示されてやってきたは良いが、早々にドイツ公使館の外交官フォンモーアに目をつけられてしまう。

クィンタニラのところで会った仲間(反ナチ地下組織)は、案内人ベルナスキー、ノルウェー出身のアントン・ワイナット、1人でドイツに対抗したレーリス、そしてジェニングス。

ジェニングスが、ビンセントのホテルの部屋で殺される事件が発生。
死の間際に居合わせたビンセントは、踏み込んできたリスボン警察に現行犯として逮捕されてしまう。

ジェニングスが死の間際に言い遺した「ワシを捕られた」とは?
ジェニングス殺害の真犯人は?
...なんて陰謀やスパイのアレコレよりも、ビンセントとアイリーンの恋の行方がメインになっている。

アイリーンは憎き敵であるドイツ人ファンモーアの妻。まあアイリーンも夫に対する愛情がある訳じゃないからね。
偶然、カフェ・インペリオで出会ったビンセントとアイリーンは、お互いを知らないままに一目で恋に堕ちる。

ここで「君に乾杯」って台詞が|д゚)!!

命の恩人である夫を裏切ることはできないと悩むアイリーンだったが、ラストはビンセントと熱い抱擁を交わす...が、ビンセントはジェニングスの後がまにおさまり英国へ。

どちらにもとれるラスト。

ピーター・ローレが、ビンセントをクィンタニラのところまで秘密裏に案内するベルナスキー役を好演。小柄ながら存在感は抜群✌️ピーター・ローレは『カサブランカ』にも出てたね✌️
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