ストーリーが面白かった。
子どもの頃に観て以来だった。
加藤あいや竹中直人が声を吹きこんでいる。
竹中直人がひどく棒読みで、声だけ聞いていると顔が浮かんできて、笑ってしまった。
声優については脇に置くとして
子どもの純粋無垢な感情がストーリーの根幹にあったと思う。
パパも居なくなり寂しくて仕方がなかったから、パパを創り出し、他人のママが羨ましくなったから、それを手に入れて、ポケモンバトルがしたくなったら、自身の姿形を変えて、ポケモンを創造してバトルする。
100%彼女の世界。
その中にサトシ達が突入して
彼女と対話していくのだけど、
彼女を力づくで無理矢理押さえ付ける隙があったと思うけど、そうはせずに、サトシのママやサトシが諭している様子に優しいなあと思った。
彼女が生み出したポケモン・エンテイも彼女の意思を尊重していた。
子どもに優しい世界だと思った。
でもなかなか解ってくれないから、ヤキモキするのだけど、子どもは案外かたくななのだと納得したりする。
ポケモンなのだけど
人が描かれている作品。