枯葉 〜夜の門〜を配信している動画配信サービス

『枯葉 〜夜の門〜』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

枯葉 〜夜の門〜
動画配信は2024年4月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

枯葉 〜夜の門〜が配信されているサービス一覧

枯葉 〜夜の門〜が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
クランクイン!ビデオ
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
スターチャンネルEX
みるアジア
WOWOWオンデマンド

『枯葉 〜夜の門〜』に投稿された感想・評価

RIO

RIOの感想・評価

3.5
「北ホテル」では純潔という宝石が奥から輝いているように感じるものがありました
「悪魔が夜来る」では永遠的な存在が
順番で観てきたマルセル・カルネ
逆らえない運命とか信仰を描こうとしているのを強く感じる監督

詩的リアリズムとも言われる監督の作品は文学を読んでるように市井の人々の幸福や悲しみが語られる
何処かの辺境から迷い込んだようなコートの肩に穴を開けたままの男はうらぶれた雰囲気なのに瞳がキラキラしてる

イヴ・モンタンの勘違いで生きてる夫を死んでしまったと告げられた妻の安堵の喜び
幸福は音もなく消えてしまう「今」ということに気づく涙にジーンときました

コートの謎の男は真実を伝えるため
皆からイカれてるとか怒鳴られ殴られる
嘘かもしれないけど希望を見いだしたい人のいかに多いことか

運命に逆らうように迷うことを選ぶ
真実から耳を塞ぎ光を避けるような虚ろさ
第2次世界大戦でレジスタンスだったディエゴがマルーを助けようと車で話しかけていた言葉にかなり集約しているみたいでした

「恐怖の報酬」より7年前の作品
イヴ・モンタンの笑顔がホントに良い
シャンソンは✨感傷的になります
YAZ

YAZの感想・評価

3.6
マルセル・カルネの観る

戦後第一作
初期作からのコンビ、脚本家
ジャック・プレヴェールとの
最後の作品

ナチスからの解放間もないパリ
レジスタンス活動家だった友人の死を
伝えにパリを訪れたディエゴだが。。

ディエゴ演じるイブ・モンタンと夫と
共にパリに戻ったマルーが運命の出会い
果たすがで監督脚本コンビの名作「霧
の波止場」よもう一度感あるよう。
ですが名作にはあったペシミズム背負っ
た運命を感じることなくもう一度とはな
らずではないでしょうか

戦争の影を引き摺った者たちがが解放さ
れたパリに戻るが心は解放されずで戦時
下の微妙な関係重なるドラマなんだけど
一番肝心なディエゴが友人の死を告げに
来ただけで(この友人も実は。。)本人は
さほど引き摺った感無いのはドラマとし
ては致命的なように思う

マルーもそこまで引き摺ってるとも思え
ずで二人を取り巻く面々にはそれなりの
思いあるので結末にもそれなりの感情が
動きますが肝心な二人にはあまり動かず
でした

トレンチコート着こんだ謎の男が所々に
顔出し予言めいた言葉を発する。
人間でない何かを暗示してるようですが
そこまで活きてるとも思えず。その男が
有名な「枯葉」をハーモニカで吹いてお
りモンタンもメロディに合わせて口ずさ
んでいたようです
pika

pikaの感想・評価

3.0
カルネの中でも個人的にイマイチだった。残念。『運命』と名乗る全てを見通したような男が登場人物の周りをウロウロして忠告するんだけどその人物が映画の中でイマイチ機能していない、どころか邪魔にすら感じた。カルネはだいたい始まりから終わりにかけて右肩上がりに面白くなると勝手に考えている作家で、ゆっくりと時間をかけても少しずつ登場人物に愛着が湧いてメロドラマを楽しんでいけるんだが今回は『運命』とやらがキャラの行く末を暗示して回るもんだから話の流れがわかってしまって結末のための筋をただなぞっているだけに見えてしまった。悲劇か喜劇かの違いくらいで映画の筋、特にメロドラマならばある程度話の流れはわかるよ、っていうのとは違う。それは映画の外の話だから夢中になってればどうでもよいと思える。映画の中で登場人物とは立ち位置の違う特殊な存在が敢えて暗示してしまうと本来は映画の外に居るべき存在が中にいることで虚構性が強まるのか、それでいてメタ的な面白味もないからメロドラマなのに映画との距離が空きすぎて単なる茶番としてしか見えなくなってしまう。
運命は変えられないとか言いながら傍観するでもなく「やめておけ!」「ほら言ったのに!」「言うこと聞かないなら知らないからな」とか言っちゃうのもマジで謎。存在の必要性がさっぱりわからん。
オープニングからクライマックスのごとくガンガン鳴らす音楽も大仰過ぎて引いてしまう。
予算がたっぷりあったのか画面ぎっしりのモブに壮観なロケなど単に説明でしかないようなものを映像で再現してしまえている。本物を画面で見せることができるとアイデアを凝らす必要はないとばかりに演出はシンプル。詩的リアリズムは好みだと思ってたんだけどこれ見たらちょっと引いたと言うか、ギトリやロメールも延々と喋っている映画だけど、キャラが自分に酔って大仰に語りまくってるのがちょっと気持ち悪くなった。しかも喋ってる時の演出がほぼ一定。カメラも全然動かない。場所や立ち位置の説明程度。俳優任せなカッティング。喋ってる間はほぼフィックス。棒立ちで会話している役者を切り返しで繋いで音楽で盛り上げる。それぞれちゃんと演技してるんだろうけどバランスもバラバラだし、『運命』とやらのせいで茶番に見えてしまうから演技も間抜けに見えてしまう時もある。
カルネは好きだし時代的にも一番ノッてる時なので「なんで?」という感じ。調べると制作も二転三転、興収も散々、とあるから失敗した作品なのか。

この捻りのあるネタとカルネの演出が壊滅的に合ってないのか。そもそもネタ自体が映画映えしないものなのか、ストーリーと会話をキッチリ見せるだけでは映画というより再現ビデオなだけではないか。
でも脚本がイマイチだろうが演出でできることはあるしカルネならできそうだからやる気がなかったのかな。役者の起用に二転三転したとかって話だし、勝手な憶測だけどコンビ組んでたのに今作で解消することになった脚本家と何かあったりとか。
文句ばかりですみません。

『枯葉 〜夜の門〜』に似ている作品

天井桟敷の人々

上映日:

1952年02月20日

製作国:

上映時間:

195分

ジャンル:

4.0

あらすじ

1840年代のパリ。パントマイム役者・バティストは、裸同然の姿で踊る女芸人・ガランスに恋をする。(「第1部 犯罪大通り」)。芝居小屋・フュナンピュールの座長の娘と結婚したバティストは、ガラ…

>>続きを読む

密告

製作国:

上映時間:

94分

ジャンル:

3.5

あらすじ

フランスの田舎町。ジェルマン医師のもとに、精神科部長の妻・ローラとの不倫を指摘した怪文書が送られてきた。やがて、怪文書は広くばらまかれるようになる。ローラの姉で看護婦をしている醜女のマリー…

>>続きを読む

巴里祭

製作国:

上映時間:

91分

ジャンル:

3.8

あらすじ

革命記念日の前日、7月13日。お祭り気分で活気にあふれるパリの町でタクシー運転手をするジャンは、向かいに住む花売り娘のアンナと軽口を叩きあいながらも惹かれあっていた。踊りにいく約束をした2…

>>続きを読む

巴里の屋根の下

製作国:

上映時間:

75分

ジャンル:

3.5

あらすじ

自作のシャンソンを街角で歌う青年アルベールとその楽譜を売る親友のルイ。二人はある日、町の娘ポーラが町のボスに絡まれているのを助ける。アルベールとポーラは恋におちるが、彼はボスの罠にはまり誤…

>>続きを読む