たむランボー怒りの脱出

声なき殺人者のたむランボー怒りの脱出のレビュー・感想・評価

声なき殺人者(1972年製作の映画)
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冒頭、謎に挿入される闘牛シーンが当時のイタリアB級映画のテキトーさを象徴している。

ストーリー自体はラストまで興味が持続するが、ラストは案の定テキトーなオチに至る。
殺人シーンに派手さがないので、本当に特筆すべきところがない。

悪魔崇拝云々とか、異常者の目とか、さらっとスルーするあたりのテキトーさは逆に良い。

あと、ジャーロ映画で唯一「遺産だ」と思うのが音楽なのだが、この映画の音楽も良いです。