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俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-のRのネタバレレビュー・内容・結末

3.1

このレビューはネタバレを含みます

自宅で友人と。

2008年のコメディ映画。

監督は「バイス」のアダム・マッケイ。

あらすじ

ロバート(リチャード・ジェンキンス「シェイプ・オブ・ウォーター」)とナンシー(メアリー・スティーンバージェン「ロング・トレイル!」)は仕事先で運命の出会いを果たし、再婚するが、2人にはそれぞれブレナン(ウィル・フェレル「パパVS新しいパパ2」)とデール(ジョン・C・ライリー「僕たちのラストステージ」)という2人のバカ息子がいた。

評判を聞いて、ずっと観たくてこの度Netflixにて配信されているのを発見して鑑賞。

結論としては、うーむ…全然面白くなかった。

主演を務めるのはコメディ俳優ウィル・フェレルと個性派俳優ジョン・C・ライリー。

ウィル・フェレルはこういった「俺たち」シリーズ然り、コメディ作品はホームの戦場である故、なんとなくわかるが、まさかジョン・C・ライリーが出演しているとは!!

シリアスな作品からドラマチックな作品まで、様々な作品に出演している俳優さんだが、一度観たら多分2度と忘れないだろう顔つき含め、確かに「コメディ」に対するポテンシャルはありそうなんだけど、実際観てみるとやっぱり合ってた!!

ウィル・フェレル演じるナンシーの息子ブレナンが割と内気なタイプなのに対して、父子家庭で育ったこともあるのか、ガキ大将的なダメ息子デールを嬉々として演じていて、ホットパンツでギャーギャー言う様からもコメディとの親和性は抜群!!

夢遊病描写は多分アドリブなんだろうけど、あのウィル・フェレルとのアドリブ合戦の中でも引けを取らないダメっぷりを見事に演じきっていた。

そんなパンチのある2人は頑張っていた!!もちろん名優リチャード・ジェンキンスやナンシーを演じたメアリー・スティーンバージェン含めて周囲の人物も良かったと思う。

けど、やっぱりアダム・マッケイの作風が合わないんだろうなぁ、やっぱり。

「40歳の童貞男」でも思ったけど、アメリカのコメディのやりすぎな部分が出ちまってるというか、とにかく下ネタがキツすぎる。

俺自身下ネタも好きではあるんだけど、ただただ下品にとられてもあんまり笑えない。

面白いコメディだったらコメディシーンに1つとっても単純に笑えるんじゃなくて、ウィットに富んでるシーンになってると思うんだけど、今作ではそういうのも観られなかったのはちょっと残念すぎる。

2人がダメなままで終わらないのは良かったけど、もうちょいコメディムービーとしてもちゃんとしてたら良かったなぁ。

まぁ、でもこれは単純に俺自身がアダム・マッケイと合わないという部分が大きいんだろうけど。
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