シネフィルmonk

死者にかかってきた電話/恐怖との遭遇のシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

4.5
MI6出身のジョン・ル・カレの処女小説をシドニー・ルメット監督が映画化。残念ながら日本未公開です。紀伊國屋書店の復刻シネマライブラリーでDVDを入手して鑑賞📮です。

英国内務省のベテラン情報調査官が共産思想の疑いのある外務省官僚を聴き取り調査したところ、やがて本人が自殺したとの報せが入る。死の間際にモーニングコールを頼んでいた事から他殺と睨んだ調査員は元警察官と独自に捜査を進めるうちに密告や裏切りをしていたスパイの存在を突き止めていく…

音楽がクインシー・ジョーンズ、BGMに流れるのはアストラッド・ジルベルトのボサ・ノヴァ♫。ミステリアスに進むストーリー。それにジェームズ・メイソン、マクシミリアン・シェル、シモーヌ・シニョレ、ハリエット・アンデルセンの重厚な演技者たち。これはスパイ映画の白眉ともいうべき素晴らしい作品で、3度も見返しました。今年一番の収穫かも🌟
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