元スパイ(ジョン・ル・カレ)による(ジェームズ・ボンドに待った、をかけた?!)処女小説の映画化。庶民派スパイ物語!
『死者にかかってきた電話(1967年)シドニー・ルメット』
本作は「裏切りのサーカス」と繋がりがあるとの事だけど、大分昔に観てたって事もありチンプンカンプン。しかも「裏切り〜」に関しては展開速度について行けず撃沈した記憶しか無かったのである。
普段、台詞の少ない作品ばかり観てるせいか、テンポの早い作品について行くのが大変。故に人物構成が頭に入ってないと置いてきぼり食らってしまうのだ。。(名前から覚えないとお話にならない)
って所はあったが、〝庶民派スパイ〟という事で、パーマーシリーズとどことなく似たような味わい。〝悩みの種〟となるのは事件だけでは無いのである!、、これにより堅苦しいイメージが上手く払拭されてるように感じた。又、BGMやカメラ回しに関してもルメット監督ならではのセンスが光っており、見応えも十分だ。
カラー作品でハリエットを見るのは初めてかも。ちょっと頭部のボリュームが気になった!