『奇跡』の視線も盲目かと思うぐらいどこ見てるか分からなかったけど、本作の主人公は盲目的性格による迷子になった目。それが最後に交わる切り返しの浄化に感動した。誇大なのに心が死んでる人間しかいない世界。…
>>続きを読む凄いに尽きる。3人、いや4人の男性と1人の女性の視線の物語。ここまで徹底して視線を意識した演出があったろうか。空間も平面的な中で役者の会話が続く。全部計算されてラストの奥行きあるドアのショット。
永…
誰かを愛することによって苦しみ、裏切りを味わい、失望し、遂には孤独になる。それでも人は愛を求める………彼女が最も強い愛を向けた先は、結局のところ彼女自身だったのでは、などと思ってしまったりもしたが、…
>>続きを読む(年忘れ映画チョコっと感想)
弁護士の夫がいて安定した生活を送っているにも関わらず、精神の自由を求めて色々な男性と関係を持つゲアトルーズ。しかし彼女は誰のもとにも留まらず、孤独で自由な生き方を求める…
カール・テオ・ドライヤーの特集で一回映画館で観てるのだが、あえなく意識を失ったため笑、配信で再鑑賞。今度は全体をちゃんと観れた。全体的にツラめなおはなしの会話劇なので体力もって観ましょう笑。ドライヤ…
>>続きを読む裸の女が犬の群れに追いかけられる夢、主人公が自分の見た夢と全く同じ光景を描いたタペストリーが飾られていることに気づく瞬間の演出は鳥肌が立つ。が、そのワンシーンぐらいしか感心するところはなく……
ハ…
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