ガートルード/ゲアトルーズに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)- 4ページ目

「ガートルード/ゲアトルーズ」に投稿された感想・評価

愛に生きたゲアトルーズの一生。彼女が最後に選んだ相手は孤独と自由だった。カール・テオドア・ドライヤー監督の遺作。言葉の深さに引き込まれた。スクリプトがほしい。活字書物としても読みたいと思った。

最…

>>続きを読む
ギルド

ギルドの感想・評価

5.0

【愛は生きる糧 〜同期づけた精神世界と住人の目線がリンクした"人生"の映画〜】
生きていくと若い頃は理想を追い求めていき誰かの事を愛するようになる。
その一方で誰かに愛されたいという想いも生まれ共に…

>>続きを読む
一人旅

一人旅の感想・評価

5.0

カール・T・ドライエル監督作。

『裁かるゝジャンヌ』(28)、『怒りの日』(43)、『奇跡』(54)等、映画史に残る傑作を生みだした北欧デンマークの鬼才:カール・テオドール・ドライエルの遺作となっ…

>>続きを読む
kou

kouの感想・評価

4.5

ある女性の愛にささげた人生を描く。出てくる男達は皆彼女を自分のものにしようとするのだが、それは決して愛情ではなく、独占欲であったり世間体であったりする。ゲアトルーズはそれぞれの男性に対し愛を与えよう…

>>続きを読む
備忘録

備忘録の感想・評価

5.0

キルケゴール『反復』を思わせる名作。存在は皆追憶に過ぎぬというのなら、この人生に何の意味があろう? 始まったときにはもはや死せるものとなった俤を求めて、人生は苦痛であった。しかし、『ゲアトルーズ…

>>続きを読む
A

Aの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ドライヤーの遺作なんだ…

ゲアトルーズの愛についての哲学映画。
周りの3人の男性との関わりからゲアトルーズの考えや生き方を巧みに描いていると思う。
自分に愛を向けない相手、エアランに愛を貫くという…

>>続きを読む

あまりに根源的であるが故に通俗的な表現になりそうな問いかけを、1964年というスウィンギンな時流に逆行する演劇的な手法で貫徹し、現世から引き剥がしていく試み。(時間よ待ってくれ、私が台詞を言い終える…

>>続きを読む
LeShinji

LeShinjiの感想・評価

5.0

初めて見たのはEntrepôt 、懐かしい。
『奇跡』は(神を)信ずるとはどういう行為なのかという問いを、究極まで突き詰めた作品でした。一方、『ゲアトルーズ』は、愛するとは畢竟どのような行為なのかを…

>>続きを読む
shinichiro

shinichiroの感想・評価

5.0
◎ 墓碑銘は虚空、愛こそすべて、愛すること以外に人生はない、若さと愛だけ、純粋は真理、私が信ずるものは肉欲と孤独を癒す魂etc..
格言がよく出る会話劇や演劇のような構図に魅入っていました。
極楽蝶

極楽蝶の感想・評価

5.0

傑作ですねぇ!! モノクロームの画面がとても美しく、画面構成が静物画のように人物やセットを配置してあり見事! 穏やかなストーリーの展開も大人の恋を移ろいにピッタリです!!
”愛”を求めるゲアトルーズ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事