素潜り旬

ガートルード/ゲアトルーズの素潜り旬のレビュー・感想・評価

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シネリーブル梅田「カール・テオドア・ドライヤー セレクション vol.2」で『ゲアトルーズ』を観た。詩人が登場するから観に行こうかなとそこまで期待していなかったが良すぎた。自分のところへ戻らないゲアトルーズのせいで50歳の詩人が咽び泣き、ゲアトルーズを追い出す夫の声に何故かエコーがかかる。笑 困惑…

隙間を埋めるような会話劇のなかに訪れる静寂(それはサイレントの名残…)を担うのは固定されたショットの余白でしかなく、あまり動かない登場人物は静物のよう。カメラはそこまで追わない。動き出してはいけないものが動いているのか?
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