カール・テオドア・ドライヤー セレクション
vol.2
ハマスホイの絵のような映画。
完璧な様式美。
これまた内容的にはソープオペラぽいゲアトルーズの恋愛歴と言えなくはないような内容だけど、彼女の…
最近、見たゴダールやエリセでも言及されていたドライヤーの遺作。
古典演劇みたいな作品。最初全然入り込めなかったんだけど、だんだんと、完成度の高い作品だということがわかる。まあ結構ブーメランではあり…
国家の大臣に任命されようとしている夫に満足していないゲアトルーズは、若い作曲家エアランを愛するようになる。ある日、エアランと外国から帰国した詩人ガブリエルの祝賀会に参加した彼女は、会場で倒れてしまう…
>>続きを読むカール・テオドア・ドライヤー・セレクション Vol.2、にて。
たしかに、例えば「裁かるるジャンヌ」や「奇跡」などに比べると、宗教的だったり神秘的な感じは皆無だし、それまでの作風と完全に違うものに…
このレビューはネタバレを含みます
半分ぐらい眠かったので
(映画館で観るときいつもそうじゃない)
そもそも物語で描かれる恋愛に全くシンクロできない方ではあって、さらに眠気もあって、あまりにもスクリーン越しという実感があった 夢見…
すっごくない?え、これ凄まじいな!
演劇的語りが空虚さの演出であること、男性陣たちが書き言葉で会話すること(旧時代言語しか持ち合わせていない)、この両者が映画としての必然性をもたらしてるのは言わず…
シネリーブル梅田「カール・テオドア・ドライヤー セレクション vol.2」で『ゲアトルーズ』を観た。詩人が登場するから観に行こうかなとそこまで期待していなかったが良すぎた。自分のところへ戻らないゲア…
>>続きを読む会話劇
若さとは美しさ。美しさとは若さ。
ゲアトルーズはもうとっくに惨めだと分かっているのに、元カレが傷をえぐる。しかし元カレだって若いピアノ男の口から愛する女の名前を聞いて傷ついたんだ。せめて…
(c) Danish Film Institute