家族間のコミュニケーションが破綻していて主人公の男の子も自分の意見をまるで持っていなくて現代の若者という感じがした。92年制作の映画なのにすごい。ハネケの映画の中で今のところ一番後味わるい
20/…
温度を感じさせない映画。
この映画の中でベニーは人を殺したけど、動機は「どうかなと思って」。彼は、現実に対して現実味を感じていないのかな。
殺人の一部始終がうつるビデオを観なければならないシーン…
ナッシュビルを超える写実主義映画
頭は坊主だし、家庭環境は完全に中学の頃の俺だし、本当に観たくないものを見せられた。
1番思い出したくない家での時であり、1番ドキドキした学校での時。
頭の中を…
いきなり豚の屠殺から始まって、何か見た事がある顔が出てきたなと思ったら、ファニーゲームのアルノ・フリッシュ。
子供の頃から演技が上手いなと思った。
何故なら、ファニーゲーム同様に胸糞な気分になったの…
ミヒャエル・ハネケ。
7本目。
ハネケの作品の登場人物は常に極限であることを強いられる。
社会的規範すら及ばないほどに深層的でプリミティブな人間性が、ハネケの映画では常に浮き彫りにされる。
それと共…
情報って均質なんだよなーと思った。
だから、僕らは知ることは出来てもそこであったことを全て理解することは不可能なのだ。だって、何かの装置を通してしか見れないのだから。この映画の少年も。
でも、均…