ベニーズ・ビデオの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 6ページ目

『ベニーズ・ビデオ』に投稿された感想・評価

一人旅

一人旅の感想・評価

3.0

ミヒャエル・ハネケ監督作。気分が悪くなる。スプラッター系とは違うリアルな残酷さ。固定カメラで写された少年と少女。家畜を殺すための道具で少女を殺害する少年。別に殺害シーンが画面に映るわけではない。見切…

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ベム

ベムの感想・評価

4.4
メディア媒体を通して、現実を知ったところで視聴者の現実に殆ど影響は無い。だから、現実と区別が付かずに間違えを犯す。
単純な少年犯罪サイコパス映画ではなかった
すな

すなの感想・評価

-
なんであの人あんなことしたんだろうと思いを巡らせたところで複雑な因果から生じた突発的な行動の原因なんて本人でさえ分からないんだからやるだけ無駄、でも相手を思いやることをやめてはいけない
たつ

たつの感想・評価

5.0

私のベストムービー

好奇心が導く災禍と、罪を隠蔽してしまう家族。愛しの一人息子の衝撃の告白を、必死に世間の目を気にして隠してしまう。当事者よりも家族が焦っているし、ベニーの罪の意識のなさが素晴らし…

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んな

んなの感想・評価

-
ドイツ語字幕なしでいけた。

はちゃめちゃに良い。
美しい。剃られた頭のカタチから何まで美しい。
u5p9pihy

u5p9pihyの感想・評価

4.5

ファニーゲームもそうだけどハネケのこの冷徹な雰囲気絶対映画館で絶対見たく無い、飲み込まれそう。
べニーズビデオずっと見たくて見てみたけどそんなに没入する感じはないかな。映像に映し出される映像が客観性…

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歩く肉

歩く肉の感想・評価

4.0

現実との繋がりの欠落。現実そのものには興味はなく、ビデオ・映画・メディアなど、何かしらの媒体を介してしか世界とうまく接触し得ないから、倫理概念の欠如だったり、感情の麻痺だったり、他者への無関心だった…

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狂気なんだけど、日常に溢れるあらゆるニュースが現実的で、むしろそっちのほうが狂気に思える。

主人公のベニーも、父も母も狂気だ。
死体の対処法を話す父と母、時おり笑ってしまう母の狂気。
自分の価値観…

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衝動、という言葉の本質的な部分を強く抉り取るかのような物語。ただそこに感情のようなものは表出せず、淡々と描いていく。一見退屈とも思える母親との小旅行など、その裏側で残酷な行為が隠されていることを想像…

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Shaw

Shawの感想・評価

4.1

劇中内の別のカメラ、およびその映像という要素はもうここから登場していた。
二作目にしてのちの映画を想起させる要素がいっぱい。

2時間弱のわりに少しダレることもあるけど、長編二作目でこれは中々のもの…

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